対面ワークショップ【大阪】教材分析から考える学習のすすめかた -外国人介護従事者の支援のためにできること-

概要

2008年にEPA(経済連携協定)による外国人介護従事者の受入れが始まってから15年になります。当時、手探りで始まった学習支援も、様々な現場や関係者たちの経験が積み重なり、外国人介護従事者の学習のための教材が多く出版されてきました。今ではオンラインの学習コンテンツや便利な翻訳アプリなどもたくさん出ています。在留資格の拡充により、介護に携わる外国人の方々の環境も多様になる中で、支援に関わる人たちは、数ある教材の中から何を選び、どのように学習支援を進めていけばいいのかという悩みが出てきたのではないでしょうか?

このワークショップでは、外国人介護従事者の学習支援のためにどのような視点で教材を選び、学習を進めていくのかということを一緒に考えます。実際に教材を手に取り、いくつかの教材を例に挙げて、ワークシートを用いながら教材分析を行います。さらに、学習者の背景や環境を考慮しながら、実際の現場ではどのように様々な教材や学習コンテンツを活用できるのかを一緒に考えていきます。それぞれの教材が持つ特性や特徴なども踏まえて学習者自身、また学習環境に合わせた支援方法や学習計画についても検討していきます。

ご自身の現場を念頭に、どのような学習支援、学習計画が可能かを考えていただきたいので、ご自身が利用している教材、またはこれから使ってみようと思っている教材がありましたらぜひお持ちください(主催者でも教材を用意しますので、教材をお持ちにならなくてもご参加になれます)。

このワークショップで、自分の現場にあった学習支援方法について一緒に考えてみませんか?対面ワークショップならではの活動やディスカッションを参加者のみなさまとできることを楽しみにしています!

日時

2023年5月13日(土)13:00-16:00(3時間)

場所

大阪・心斎橋本町レンタルスペース会議室(地下鉄御堂筋線本町駅 徒歩4分)
大阪市中央区南久宝寺町4丁目3−2 4階

対象

外国人介護従事者の学習支援に関わっている人、または興味がある人

参加費

参加費:2,500円(税込)
*理由の如何を問わず、参加費の返金は一切できません。予めご了承ください。

主催

一般社団法人介護の日本語学習支援協会

講師

齊藤真美(一般社団法人 介護の日本語学習支援協会 理事)

専門は日本語教育学。国内、海外の様々な現場で日本語教育に従事。日本国内では地域の国際交流協会、日本語学校、大学(留学生、教師養成)、国際交流基金関西国際センター、そのほか介護福祉施設などでも日本語教育支援にかかわる。海外では国際交流基金派遣の日本語教育専門家としてインドネシア、カナダ、オーストラリアで活躍。教材作成、コースデザイン、教師研修、コンサルティング業務に携わってきた。インドネシア赴任から帰国後2008年EPA(経済連携協定)に基づく介護福祉士候補者第1期生の事前研修を担当したことをきっかけに外国人介護従事者の学習支援に関わり続ける。共同研究チームによるオンラインツールの開発(介護の漢字サポーター介護のことばサーチかいごのご!など)に携わるとともに所属協会のイベント講師も務める。介護分野への理解を深めるために「技能実習指導員講習(介護職種)」を受講。「看護に関する入門的研修」も修了している。

参加申し込み方法

お申し込みページ(peatixを利用しています)

申し込み締切

2023年5月12日(金)

定員

30名

お問い合わせ先

一般社団法人介護の日本語学習支援協会(contact@kngsk.com)