外国人介護人材の受け入れが進む中で、日本語教育の現場でも支援の在り方が問われています。異なる文化や母語を持つ学習者が介護現場で効果的にコミュニケーションを図り、専門的な技能を身につけるためには、単なる言語習得を超えた実践的な学習デザインが求められます。さらに、介護特有の場面に対応する言語表現や、学習者の職場での役割に応じた支援が重要です。
このワークショップでは、以下のポイントについて共に考えます。
このワークショップは、外国人介護人材の学習支援に関わる支援者が、より効果的で現場に即した支援方法を共に考え、実践力を高めるための場です。ぜひ、皆さまの現場での経験や知見を共有し、より良い学習デザインのアイデアを共に探りましょう。ご参加をお待ちしております。
テーマ:現場に即した学習計画の立案と教材分析
介護現場での学習支援を効果的に行うためには、学習者だけでなく、施設や職務内容に合った学習計画が求められます。午前の部では、現場の実態を踏まえた学習目標の立て方や、実際に使用されている教材を分析しながら、どのような視点で教材を選定・活用していくべきかを考えます。
テーマ:学習活動のデザインと多様な学習者への対応
午後の部では、学習者の多様な背景に応じた支援のあり方を考えます。具体的には、学習活動のデザインや支援方法の工夫について、現場での実践を共有しながら検討します。また、参加者同士で意見を交換し、自分の現場に持ち帰って活用できるような実践的な学習デザインを共に探っていきます。
2025年7月5日(土)午前の部:10:00-12:00 / 午後の部:13:00-15:00+交流会30分
凡人社麹町店(東京都千代田区平河町1丁目3-13)
凡人社
齊藤真美(ベトナム国家大学ハノイ校 日越大学 JICA長期専門家)
2025年7月3日(木)23時59分
16名