【ワークショップ】現場に合わせた学習デザインを考える -外国人介護人材の学習支援のために-

概要

外国人介護人材の受け入れが進む中で、日本語教育の現場でも支援の在り方が問われています。異なる文化や母語を持つ学習者が介護現場で効果的にコミュニケーションを図り、専門的な技能を身につけるためには、単なる言語習得を超えた実践的な学習デザインが求められます。さらに、介護特有の場面に対応する言語表現や、学習者の職場での役割に応じた支援が重要です。

このワークショップでは、以下のポイントについて共に考えます。

  1. 現場に即した学習計画の立案:実際の介護現場を意識した、実践的かつ目標に沿った学習計画の立て方
  2. 教材と学習活動のデザイン:職務に直結する言語スキルや介護用語の定着を促す教材の選定と活用方法
  3. 学習者の多様な背景に応じた指導:異なる文化や背景を持つ学習者への効果的な支援方法と学習環境の工夫

このワークショップは、外国人介護人材の学習支援に関わる支援者が、より効果的で現場に即した支援方法を共に考え、実践力を高めるための場です。ぜひ、皆さまの現場での経験や知見を共有し、より良い学習デザインのアイデアを共に探りましょう。ご参加をお待ちしております。

午前の部

テーマ:現場に即した学習計画の立案と教材分析

  • 介護現場の実情を共有し、支援対象や施設の要望に即した学習目標の立て方を考える
  • 現場で使用する教材を分析し、活用の仕方を考える

介護現場での学習支援を効果的に行うためには、学習者だけでなく、施設や職務内容に合った学習計画が求められます。午前の部では、現場の実態を踏まえた学習目標の立て方や、実際に使用されている教材を分析しながら、どのような視点で教材を選定・活用していくべきかを考えます。

午後の部

テーマ:学習活動のデザインと多様な学習者への対応

  • 学習者の背景を踏まえた活動や支援方法について検討
  • 参加者同士の実践共有を通じて、現場で生かせる学習活動を具体的に考える

午後の部では、学習者の多様な背景に応じた支援のあり方を考えます。具体的には、学習活動のデザインや支援方法の工夫について、現場での実践を共有しながら検討します。また、参加者同士で意見を交換し、自分の現場に持ち帰って活用できるような実践的な学習デザインを共に探っていきます。

日時

2025年7月5日(土)午前の部:10:00-12:00 / 午後の部:13:00-15:00+交流会30分

場所

凡人社麹町店(東京都千代田区平河町1丁目3-13)

参加費

  • 午前の部のみ:3,500円
  • 午後の部のみ:3,600円
  • 1日通し券(お得なセット価格):6,000円

主催

一般社団法人介護の日本語学習支援協会

共催

凡人社

講師

齊藤真美(ベトナム国家大学ハノイ校 日越大学 JICA長期専門家)

参加申し込み方法

お申し込みページ(Peatixを利用しています)

申し込み締切

2025年7月3日(木)23時59分

定員

16名

お問い合わせ先

  • 一般社団法人介護の日本語学習支援協会(contact@kngsk.com)